カテゴリー:食トレンド
タグ:朝食 グラノーラ スープ
ご飯やパンに次ぐ「第3の朝食」として市場拡大が止まらないグラノーラ。日本スナック・シリアルフーズ協会によると、2013年の生産量は5年前の3.6倍に拡大し、コーンフレークを上回りました。 健康志向の高まりから、ドライフルーツやナッツが入った「フルーツグラノーラ」に人気が集まっています。
起爆剤となったのはカルビーのフルグラで、ヨーグルトやパンケーキにちょい足ししたり、ちょい盛りした提案が人気となり、レシピ本を発売した2013年は食品業界の話題となりました。
そもそもグラノーラとは、どういうものでしょうか。
シリアル食品の一種で、オーツ麦や玄米などにハチミツやシロップと油脂分を加えて焼き上げたもので、ドライフルーツやナッツを混ぜることが多く、炭水化物やミネラル、ビタミンなどの栄養を手軽に摂取できるもので、注目されているのは、食物繊維が豊富というところ。また牛乳やヨーグルトを加えるだけで調理が不要なため、忙しい朝食での利用が増えています。
ヨーグルトや牛乳で食べるのが一般的なグラノーラですが、今シーズンはスープで食べる提案が目立ちます。女性は、スープで簡単に朝食を済ませる人も多いことと、グラノーラは食物繊維が豊富で腹持ちがいいという特長を踏まえての朝食としての提案です。
永谷園「スープで食べるグラノーラ」は、昨年11月からコンビニ限定で先行販売し好評のため、3袋入りを新たに発売。ひかり味噌「スープグラ」も新商品として発売を予定しています。
写真:スープで食べるグラノーラ/永谷園
みんなが大好きな定番おやつの「オレオ」の新商品は、ライ麦パフ、オーツ麦、リンゴのグラノーラを混ぜ込んだチョコレートバー。
写真:オレオ チョコレートバー グラノーラ
新潟県<つなぐ>は、トッピング専用のグラノーラを発売。しょうが風味が特徴で、
卓上においてかわいく、手軽にトッピングできる小さなボトル入り。
写真:つなぐ トッピンググラノーラ
<参照元>
・日経新聞(朝刊) 2014/10/29
・永谷園