カテゴリー:食トレンド
タグ:カフェインレス 睡眠 妊活
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カフェインはコーヒー豆、マテ茶を含む茶葉、カカオ豆、ガラナなどに天然に含まれている食品成分の一つで、コーヒーと茶の 2 つが最も突出した食品です。また、コーヒーや茶葉から抽出されたカフェインは、コーラなどの清涼飲料水に苦味の食品添加物として使用されています。
100ml当たりのカフェイン含有量は、玉露(160㎎)レギュラーコーヒー浸出液(60㎎)、インスタントコーヒー(60㎎)、紅茶(30㎎)、煎茶(20㎎)です。
カフェインレスとは、元々カフェインを含んでいる飲料からカフェインを抜いたり、通常カフェインを添加する飲料にカフェインを添加しないことで、カフェイン含まないものを指します。表示上のルールは、90%以上除去されているものをカフェインレスと呼びます。
ある調査によると、睡眠に満足している人は35%、不満のある人が42%で、睡眠に不満を感じている人が4割を超えてます。また、厚生労働省から発表された「健康づくりのための睡眠指針 2014」では、カフェインが入眠を妨げ、眠りを浅くしている可能性があると指摘しています。
また有名人が積極的に”妊活”宣言をしたことで、彼女たちが飲んでいるカフェインレス飲料が注目を集めることになりました。不妊の原因はとして考えられているのは、温かいコーヒーやお茶はでも、カフェインという成分はを冷やすという理由からです。
今シーズンの展示会で目立ったのが、カフェインレスコーヒーです。共通するのは、プレママ向けにカフェインを96~97%抜いて、女性が好きそうなかわいいおしゃれなパッケージの個包装のドリップコーヒー。販売者にヒアリングしていると、コーヒーの中でも生産量の少ないカフェインレスコーヒーは、2014年収穫分はすでに完売しているメーカーもあるほど人気だそうです。
ドリップパックカフェインレスコーヒー左から(コトハ/スローコーヒー/ウィンドファーム)
奥の箱は、ヨギティー ピュアグリーンデカフェ
ノンカフェインの定番ルイボスティーは、独特の香りが無く、食事にも合わせやすい、グリーンルイボスティーが目立ち始めました。もう一つは、麦などの穀物を原料としたインスタントハーブティが、安く手軽に飲めるコーヒー風ドリンクとして注目しています。
画像引用:オーガニックグリーンルイボスティ(開陽)
<参照元>
・社団法人全日本コーヒー協会
・健康づくりのための睡眠指針 2014/厚生労働省
・睡眠に関する調査/ライフメディア リサーチバンク
・妊活.com
・コトハカフェ
・全国公正取引協議会連合会
・開陽