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プライドフィッシュで魚介類の消費拡大に期待

カテゴリー:生活者動向食トレンド
タグ:食ラボ 魚 プライドフィッシュ 魚離れ 上田勝彦 ウエカツ水産 トークショー

 

 

■漁師のお墨付き!プライドフィッシュとは

漁師が選んだ、本当においしい魚を「プライドフィッシュ」として選定。
地域ごと、春夏秋冬ごとに3年間続け、1県で最大12種類、約400種類ほどの
海藻や貝などを含めたの「プライドフィッシュ」が誕生します。

私たちは、知らない魚の真のおいしさと感動を味わうことができそうです。

8月6日(木)、この「プライドフィッシュ」のイベントでウエカツ水産でおなじみの
上田勝彦さんのトークショーに行ってきました。

ウエカツさんはわかりやすく、魚料理を作ってみたくなるおいしいお話が満載!

現在の業界で進んでいる「時短・簡便」、「肉料理」、「魚料理は難しい」を、
立ち止まって考えるきっかけにもなりそうです。

 

■1人当たりの魚介類の消費量はピークの7割まで減少

農林水産省の食料需給表を見ると、過去40年間で2000年の(110g/日・人)をピークに
大幅減少が続いており、2014年は(77g/日・人)と、2000年の7割にとどまっています。

家庭で魚料理をしなくなった原因は、共働き世帯や単身世帯の増加が大きな要因と
考えられます。

 

■主婦が調理に求める4つのキーワードと
家庭で魚料理をしない6つの理由

ウエカツさんもおっしゃっていましたが、現在の主婦が求めるキーワードは

1.時短

2.美味しく

3.栄養がある

4.お財布にやさしい

 

そして、家庭で魚料理をしない理由は

1.臭い

2.ごみ処理

3.手間

4.骨

5.レパートリーがない

6.割高

 

いずれも、今や食品業界の常識で企画する際には外せないワードになっています。

 

■実は、「魚をもっと食べるようにしたい」と思っている主婦

平成23年水産物消費嗜好動向調査によると、子育て主婦が肉料理と魚料理に
もっているイメージは、肉料理は満足感やメニュー数、コストなどが評価され、
魚料理は健康面への評価が高く、もっと食べたいという意向が表れています。

 

<肉料理>
1位:スタミナがつく(98.8%)

2位:満足感(96.4%)

3位:メニューが豊富(96.1%)

4位:調理コストが手ごろ(80.7%)

5位:料理の香りがいい(69.5%)

 

<魚料理>
1位:自分自身もっと食べるようにしたい(95.3%)

2位:健康に良い(95.3%)

3位:子どもにもっと食べさせたい(94%)

4位:栄養価が高い(68.9%)

5位:食べ飽きない(62.5%)

 

■ウエカツさん流!カンタン魚料理

上記に挙げた、6つの家庭で魚料理をしない理由は、
魚料理をしていない人の思い込みとウエカツさんはおっしゃいます。

一つずつ、その理由を解消し、時短でおいしい魚料理を教えてくださいました。
・塩魚
・ゆで干物
・塩魚で野菜炒め
・煮つけ/塩煮
など

詳しくは、ウエカツの目からウロコの魚料理(東京書籍)をご参照ください。

 

■プライドフィッシュで消費拡大、日本食を食べ続けられることを目指す

日本では魚介類の消費量が大幅に減少していますが、逆に
海外では和食ブームや健康志向を背景に伸びており、タコなどは、
日本は買い負けしている状況です。

プライドフィッシュで簡単なのに美味しい魚料理。
将来も美味しいご飯にあう魚料理が食べられ、
健康的な日本食を食べ続けられるのではないでしょうか。

まずは家庭で魚料理をしない理由を一つずつ解消することからです。

 

<参照元>

・プライドフィッシュ

・農林水産省 食料需給表

・大日本水産会 平成23年水産物消費嗜好動向調査

・ウエカツ水産総本舗