カテゴリー:生活者動向
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ここ数年の断捨離ブームを背景に、20~40代主婦の間でも
シンプルに暮らし、心豊かに暮らすという人たちが増えています。
同世代主婦に一番読まれている雑誌「サンキュ!」や「ESSE」には、
”シンプルに暮らして豊かに貯める”、
”少ないものでスッキリ暮らす”、
”がんばりすぎない時短調理術”、
”定番10食材だけでシンプル献立”と、
以前の”おうち外食”や”アレンジおかず”から特集テーマが大きく変化しています。
そう、主婦たちはSNSへの投稿やまわりを気にするあまり、
華やかでどこか”よそ行き”な料理を作ることを迫られていたのかもしれません。
しかし、「シンプルに暮らし、気持ちにゆとりを持つ」と気づいた主婦たちは、
無理せず「定番の材料で定番料理」を作り始めています。
例えば、キャベツと豚肉があれば野菜炒めという風に、
使い慣れた食材で作り慣れた料理を普通に作るということです。
おやつも、いつも家庭にある砂糖と小麦粉でドーナツを作ったりと、
本当に無理をせず普通に作っています。
これは、とても簡単に作ることができて、
とてもおいしい料理ということだと思います。
料理は凝らないということもポイントです。
定番と言えば・・・
・きんぴらごぼう
・ひじき煮
・野菜炒め
・唐揚げ
・カレー
・ハンバーグ
・味噌汁
など、いわゆる定番の材料を使った定番料理を
それぞれの家庭の味で作ることで我が家の定番の味となるのではないでしょうか。
<参照元>
・サンキュ!/ベネッセコーポレーション
・ESSE/扶桑社