カテゴリー:生活者動向食トレンド
タグ:一汁一菜健康食味噌汁和食土井善春家庭料理日本食玄米雑穀食文化
ごはんとみそ汁を基本とし、おかずや漬物を一品加えた日本伝統の粗食のこと。
近年、食の欧米化や飽食で日本では肥満や高血圧など生活習慣病をはじめ、
栄養過多が健康を害していると言われるようになり、注目されているのが
日本の伝統食『一汁一菜』です。
料理研究家の土井善晴先生は、現代の私たちに必要なこととして
『和食の初期化』を提案されています。
『和食の初期化』とは、いったいどういうことでしょうか?
それは『一汁一菜』を基本にすることで、面倒な献立を考えることもなく、
日本の風土で育まれてきた知恵の詰まった健康食を作れるということです。
土井先生いわく、「今の日本の主婦たちは、難しい料理を作っている」。
昔に比べて、仕事に家事に、子育てにととても忙しい生活を送っている主婦は、
毎日の献立を考えるのが大変という状況にも拘わらず、難しい料理を作っている、
作ろうとしている。
そうではなく、ごはんとみそ汁、漬物の『一汁一菜』にすることで、何を食べるか
考えることもなく、余分なものも作らなのが基本。
義務感を持たず、強制されずに料理をすることで、作る楽しみが生まれます。と、
そして今、
お料理を作りたい!
健康でありたい!
でも無理・・・
という人たちのために【新しい一汁一菜】を提案されています。
画像:テレビ朝日「おかずのクッキング」 2015年8・9月号
テレビ朝日「おかずのクッキング」 2015年8・9月号に掲載されていた
献立の一部を抜粋しました。
●献立1:具だくさん味噌汁とトーストオリーブ油添え
ベーコンや野菜からだしがでるので、だし汁を用意する必要がありません。
トーストに合う味噌汁です。
●献立2:モロヘイヤと豆腐の味噌汁、かやくごはん、きゅうりとなすのぬか漬け
こんにゃく、牛蒡、干しシイタケが入った炊き込みご飯はおかずを兼ねたごはん。
●献立3;お肉の味噌汁、ごはん
肉や野菜がたっぷり入った具だくさん味噌汁は、シンプルですが、
具材がたっぷり入っているので、ごはんだけでしっかりと献立が成立しています。
詳しくは、本誌やホームページをご参照ください。
<参照元>
・wikipedia(一汁一菜)
・テレビ朝日「おかずのクッキング」 2015年8・9月号
・テレビ朝日「おかずのクッキング」
・毎日放送「サワコの朝」
・twitter(土井善晴)