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節約! 自分で育てたハーブで本格的な味を実現

カテゴリー:生活者動向食トレンド
タグ:エスニックスパイス シーズニングタイ料理ハーブパクチーバジル家庭菜園

パクチーイメージ

 

 

 

■そもそも、なぜハーブ?

 

ひとことで言うと、

ハーブを使う料理が増えたことです。

主な要因は3つ

 

  • 世界各国の料理が外食や中食で手軽に味わえる
  • 料理検索サイトで簡単に作れるレシピが検索できる
  • シーズニングなどのメニュー調味料の充実

 

例えばイタリア料理ではバジルを使う、

ジェノベーゼパスタやトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼは

今や家庭の定番料理です。

 

そして近年人気のタイを中心とするエスニック料理で、

空前のパクチーブーム。

これは、パクチー専門レストランや高級スーパーの総菜から火が付き、

手軽に調理できるメニュー調味料が充実したことで、

トムヤムクンやタイカレーをはじめカオマンガイなど、

パクチーを使用する数多くのエスニック料理が

“おうちごはん“として家庭に入ってきました。

 

また以前から肉料理の基本ハーブはローズマリー、

日本のハーブとして青じそなども家庭菜園でよく栽培されているハーブです。

 

ハーブは世界中で料理に欠かせない材料の一つなのです。

 

■なぜ、主婦はハーブ栽培をしているのか?

 

主な理由は3つ

 

  1. キッチンやベランダで簡単に育てられる
  2. 手軽に料理に使える
  3. 節約できる

 

 

1.キッチンやベランダで簡単に育てられる

栽培キットやキッチン栽培専用種、手間のかからない水耕栽培、

栽培が楽しくなるオシャレなプランターなど

キッチンでの栽培が楽しくなる商品が豊富に出回っています。

 

 

2.手軽に本格料理が味わえる!

わざわざ「買いに行かなきゃ」という料理以前のハードルがなく、

自分で育てたフレッシュハーブで、

簡単に本格料理になるというところは大きなポイントです。

 

例えば、メニュー調味料を使ってガパオライスを作る場合、

ひき肉にメニュー調味料を混ぜて炒めるだけで完成しますが、

フレッシュバジルを加えると、より本格的な味と香りです。

 

彩りや香りが足りないなーと思った時にでも、

キッチン栽培をしていると、すぐに使える便利さです!

 

 

3.節約できる

フレッシュハーブは、1パック300円前後で販売されていますが、

苗も300~500円程度で購入でき、何度も収穫できるのでその分節約に。

主婦としては懐にも優しいということになります。

 

 

■どんな料理に使うの?

 

 

本格的な味になる!ハーブの活用

30代~60代のハーブ栽培している主婦に聞いたところ、

イタリア料理にはバジルやディル、エスニック料理にはパクチー、

バジルのフレッシュハーブを使うことで本格的な味がすることがポイントで、

特にエスニック系のメニューが増えたそうです。

 

 

バジルを使ったメニュー
・肉や魚のグリルバジルソースかけ
・バジルウォーター
・バジルの万能だれ
・バジルペースト

 

パクチーを使ったメニュー
・サラダ
・タイカレー
・ガパオライス
・そうめんのつけだれ

 

60代の主婦は忙しいワーキングマザーの娘さんに栽培を頼まれて以来、

パクチーにハマり、今では冷奴や刺し身など、和食にも積極的に使っているそうです。

収穫量が多い時は、バジルソースやペーストを手作りしている人もいました。

 

 

■まとめ

 

イタリア料理やエスニック料理を家庭でも作るようになり、

より本格的な味を求めた結果、簡単に手早く、

そして節約もできるハーブ栽培が人気となっているようです。

 

ひとことで言うと
節約にもなる!
自分で育てたハーブで本格的な味を実現!

 

いままで難しかった料理や味付けを、失敗無く簡単にできる

メニュー調味料の普及はかなり大きいと思います。