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ひとことで言うと、
ハーブを使う料理が増えたことです。
主な要因は3つ
例えばイタリア料理ではバジルを使う、
ジェノベーゼパスタやトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼは
今や家庭の定番料理です。
そして近年人気のタイを中心とするエスニック料理で、
空前のパクチーブーム。
これは、パクチー専門レストランや高級スーパーの総菜から火が付き、
手軽に調理できるメニュー調味料が充実したことで、
トムヤムクンやタイカレーをはじめカオマンガイなど、
パクチーを使用する数多くのエスニック料理が
“おうちごはん“として家庭に入ってきました。
また以前から肉料理の基本ハーブはローズマリー、
日本のハーブとして青じそなども家庭菜園でよく栽培されているハーブです。
ハーブは世界中で料理に欠かせない材料の一つなのです。
主な理由は3つ
1.キッチンやベランダで簡単に育てられる
栽培キットやキッチン栽培専用種、手間のかからない水耕栽培、
栽培が楽しくなるオシャレなプランターなど
キッチンでの栽培が楽しくなる商品が豊富に出回っています。
2.手軽に本格料理が味わえる!
わざわざ「買いに行かなきゃ」という料理以前のハードルがなく、
自分で育てたフレッシュハーブで、
簡単に本格料理になるというところは大きなポイントです。
例えば、メニュー調味料を使ってガパオライスを作る場合、
ひき肉にメニュー調味料を混ぜて炒めるだけで完成しますが、
フレッシュバジルを加えると、より本格的な味と香りです。
彩りや香りが足りないなーと思った時にでも、
キッチン栽培をしていると、すぐに使える便利さです!
3.節約できる
フレッシュハーブは、1パック300円前後で販売されていますが、
苗も300~500円程度で購入でき、何度も収穫できるのでその分節約に。
主婦としては懐にも優しいということになります。
本格的な味になる!ハーブの活用
30代~60代のハーブ栽培している主婦に聞いたところ、
イタリア料理にはバジルやディル、エスニック料理にはパクチー、
バジルのフレッシュハーブを使うことで本格的な味がすることがポイントで、
特にエスニック系のメニューが増えたそうです。
バジルを使ったメニュー
・肉や魚のグリルバジルソースかけ
・バジルウォーター
・バジルの万能だれ
・バジルペースト
パクチーを使ったメニュー
・サラダ
・タイカレー
・ガパオライス
・そうめんのつけだれ
60代の主婦は忙しいワーキングマザーの娘さんに栽培を頼まれて以来、
パクチーにハマり、今では冷奴や刺し身など、和食にも積極的に使っているそうです。
収穫量が多い時は、バジルソースやペーストを手作りしている人もいました。
イタリア料理やエスニック料理を家庭でも作るようになり、
より本格的な味を求めた結果、簡単に手早く、
そして節約もできるハーブ栽培が人気となっているようです。
ひとことで言うと
節約にもなる!
自分で育てたハーブで本格的な味を実現!
いままで難しかった料理や味付けを、失敗無く簡単にできる
メニュー調味料の普及はかなり大きいと思います。